紙・写真サイズ一覧表:A判・B判・封筒C判、L判・2L判・KG判、証明写真、チェキまで9つの制度で整理

更新 2026-10-20 ・ 公開 2026-10-18 | Joe Lin

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サイズを調べていて迷うのは、数字が覚えにくいからではなく、「サイズ」がひとつの制度ではないからです。A4はISOの国際規格、4×6の写真はインチ系の写真プリントの慣習、台湾で「1吋」と呼ぶ証明写真は昔からの呼び名、台湾のはがきの大きさは郵便の規定、チェキのフィルムはメーカーが決めています。この5つを同じ質問で「どれが大きい?」と比べると、答えが混乱します。

老喬は、サイトにあるサイズの話題を「その規格がどの制度から来ているか」で9つに分けて、一覧表にまとめました。同じ制度の中なら大小をそのまま比べられますが、制度をまたぐときは先にセンチメートルに換算する必要があります。

制度1:ISO A判(紙の国際規格)

規格 cm ひとことで言うと
A0 84.1 × 118.9 面積がちょうど1平方メートル、A判の出発点
A1 59.4 × 84.1 大判ポスター、A0の半分
A2 42 × 59.4 ポスターやカレンダーの主力
A3 29.7 × 42 A4を2枚並べた大きさ
A4 21 × 29.7 世界共通のコピー用紙
A5 14.8 × 21 A4の半分、A6の2倍
A6 10.5 × 14.8 はがきに近い大きさ、よく使うA判の最小
A7 7.4 × 10.5 小さなカード、ラベル、メモ
A8 5.2 × 7.4 名刺に近い大きさ
A9 3.7 × 5.2 シール、小さなラベル
A10 2.6 × 3.7 A判の最小

A判のルールはひとつだけで、長辺を半分に折ると次の番号になります。A0を半分にするとA1、A1を半分にするとA2で、A10まで成り立ちます。どの番号も縦横比は1 : √2で一定なので、コピー機で拡大・縮小しても形がゆがみません。A4をA3にするときに「拡大」を選ぶだけでよいのはこのためです。もっと大きい2A0(118.9 × 168.2 cm)や4A0(168.2 × 237.8 cm)もありますが、図面や大判出力の世界のサイズです。

台湾のコンビニで印刷できる普通紙はA4とA3の2種類だけです。7-11、全家(ファミリーマート)、萊爾富、OKの白黒・カラー1枚あたりの公式料金はコンビニ印刷の料金比較(中国語)にまとめています。

制度2:ISOとJISのB判(同じ名前で数字が2種類)

規格 ISO(cm) JIS(cm) ひとことで言うと
B0 100 × 141.4 103 × 145.6 大型の展示ポスター
B1 70.7 × 100 72.8 × 103 街頭の大きなポスター
B2 50 × 70.7 51.5 × 72.8 店頭ポスター
B3 35.3 × 50 36.4 × 51.5 小型ポスター、掲示物
B4 25 × 35.3 25.7 × 36.4 大きめの試験用紙
B5 17.6 × 25 18.2 × 25.7 ノートの主流サイズ
B6 12.5 × 17.6 12.8 × 18.2 手帳でよく使うサイズ
B7 8.8 × 12.5 9.1 × 12.8 小さなメモ帳、チケット

B判でいちばん間違えやすいのは、規格が2つあることです。ISOのB判と日本産業規格(JIS)のB判は数字が違い、JISのほうがどれも少し大きくなっています。日本の文具の多くはJISで、台湾の印刷業界もJISを使うことが多いです。B5のサイズを人に伝える前に、どちらの規格かを確認しないと、数ミリの差が製本のときに問題になります。A判との関係は互い違いで、A6はISOのB6より小さく、ISOのB6はJISのB6より小さく、JISのB6はA5より小さい、という順番です。

制度3:ISO C判(A判の紙がちょうど入る封筒)

規格 cm 入るもの
C0 91.7 × 129.7 A0(実際にはほぼ使われない)
C1 64.8 × 91.7 A1
C2 45.8 × 64.8 A2
C3 32.4 × 45.8 A3
C4 22.9 × 32.4 A4を折らずに入れる(証明書や原本)
C5 16.2 × 22.9 A4を1回折る
C6 11.4 × 16.2 A4を2回折る(招待状やカード)
C7 8.1 × 11.4 小さなカード
DL 11 × 22 A4を三つ折り(ビジネス文書でいちばん多い)

C判の考え方は単純で、同じ番号のA判の紙がちょうど入るように作られています。封筒を選ぶことは、A4を何回折るかを選ぶことと同じです。実際に買えるのはC4〜C6とDLくらいで、C0〜C3は規格上は存在しても、封筒というより筒やポスター袋の大きさです。日本では長形3号(12 × 23.5 cm)や角形2号(24 × 33.2 cm)という独自の封筒規格のほうが一般的です。日本の封筒の宛名の書き方と料金は「封筒の書き方」にまとめています。

制度4:インチ系の写真サイズ(2R〜20R)

国際的な呼び方 台湾での呼び方 日本での呼び方 cm
2R — — 6.35 × 8.89
3R(3.5×5) 「5吋」 L判 8.89 × 12.7
4R(4×6) 「6吋」 KG判 10.16 × 15.24
5R(5×7) 「7吋」 2L判 12.7 × 17.78
6R(6×8) 「8吋」 — 15.24 × 20.32
8R(8×10) 「10吋」 六切 20.32 × 25.4
10R(10×12) 「12吋」 四切 25.4 × 30.48
11R(11×14) — — 27.94 × 35.56
12R(12×16) — — 30.48 × 40.64
16R(16×20) — — 40.64 × 50.8
20R(20×24) — — 50.8 × 60.96

台湾式の呼び方は誤解されやすく、「6吋(6インチ)の写真」は6インチ四方ではなく、長辺が6インチという意味です。4×6の長辺6インチに2.54をかけると15.24 cm、短辺4インチは10.16 cmになります。国際的には、プリント機のメニューでよく見るR表記もあり、Rの前の数字は短辺のインチ数です(2Rと3Rだけは短辺に小数があるため整数に丸めた名前です)。10R以上は引き伸ばしや額装の領域で、写真店では別見積もりになることが多いサイズです。4×6について詳しくは「4×6写真は何センチ?」をご覧ください。

日本の欄は特に注意が必要です。台湾のプリントの主流は4×6ですが、日本の主流はL判(3R、8.89 × 12.7 cm)で、4×6より一回り小さく、日本のアルバムやフォトフレームはL判を基準に作られています。日本で台湾と同じ4×6の大きさでプリントしたいときは、標準のL判ではなくKG判を選びます。

この表でいちばん食い違いが起きやすいのは「5吋」です。長辺のインチ数というルールに従えば、5吋は3R、つまり3.5 × 5インチ、8.89 × 12.7 cm(日本のL判と同じ)です。ルールに例外はありませんが、このサイズは台湾ではほとんど使われなくなっていて、プリントは4×6からが主流、3Rを受け付けない店も多いため、「5吋」と言っても相手に伝わらないことがあります。台湾で注文するときは、センチメートルで伝えるか、3.5×5、5×7のように誤解のない書き方をするのが確実です。

4×6をどこでプリントするか――ネット注文、コンビニの端末、日本からの越境プリントが1枚いくらか、何枚から頼めるか、送料はいくらか――は台湾の写真プリントサービス比較で比べています。

制度5:台湾の証明写真の「吋」(インチとは無関係)

規格 cm ひとことで言うと
1吋 2.8 × 3.5 一般的な証明書、学生証
2吋 3.5 × 4.5 パスポート、ビザ
米国ビザ 5 × 5 正方形で、台湾の2吋とは別
卒業ガウンの写真 場面ごとの規定 卒業写真の服装と構図の決まり

この制度は名前がいちばん紛らわしいところです。台湾の証明写真の「吋」は昔からの呼び名で、インチとは換算関係がありません。1吋の証明写真の長辺は3.5 cmで、インチにすると1.38インチであって1インチではありません。証明写真の吋数に2.54をかけると、必ず間違った数字になります。各国のビザはそれぞれ独自の規定があり、改定もされるので、提出前に受付機関の最新の案内で確認してください。台湾の2吋(3.5 × 4.5 cm)は、日本のパスポートやマイナンバーカード用の写真(縦45 × 横35 mm)と同じ大きさです。

制度6:法規や所管機関が決めるサイズ(台湾)

項目 サイズ ひとことで言うと
はがき(台湾) 最大14.8 × 10.5、最小14 × 9 最大を超えると書状扱いの料金
はがきの書き方(台湾) 縦書きと横書きのひな形 切手と住所の位置
標準封筒(台湾) 14〜23.5 × 9〜16.5 中華郵政の普通郵便の範囲
スマホバーコード(台湾の電子レシート用) バーコード本体6 × 2 所管プラットフォームの注意事項で決まる

紙の規格ではなく、規定によってサイズが決まる唯一の制度なので、考え方が他と違います。B6、A5、5×7はどれも見た目ははがきに近いのですが、中華郵政の上限を超えると書状扱いの料金になります。カードを作る前に、はがきとして送るかどうかを決めることのほうが、見た目が似ているかどうかより大切です。郵便料金や規定は変わるので、送る前に郵便局で確認してください。日本のはがきの規定は日本郵便が定めていて、台湾とは数字が異なります(「はがきのサイズは何cm?」)。

スマホバーコードがここに入るのも同じ理由です。6 × 2 cmは印刷業界の慣習ではなく、電子レシートのプラットフォームの注意事項で決められたもので、バーコードの下に印字する文字や大きさまで指定されています。詳しくは「スマホバーコードの印刷サイズ」をご覧ください。

制度7:機器・モノ専用のサイズ(メーカーが決める)

項目 サイズ ひとことで言うと
チェキ・ポラロイド instax mini/WIDE/SQUARE、ポラロイド フィルムの規格はカメラが決める
名刺(台湾) 9 × 5.4 クレジットカードとほぼ同じ高さ
クレジットカード・身分証・保険証 8.56 × 5.4(ISO 7810 ID-1) 財布の中のカードはほぼ同じ大きさ
フォトフレーム 外枠ではなく内寸で見る 買う前に内寸を確認
4カット写真 2×6と4×6 韓国式フォトブースの主な出力
フォトブースの写真 4×6と2×6 台湾のフォトブースの規格
お名前シール 統一規格なし。3 × 1 cm、2.2 × 0.9 cmが多い 台湾のコンビニの4×6シール用紙1枚に3 × 1 cmを28枚並べられる
ラミネートフィルム 紙に合わせて各辺5〜6 mm大きい 名刺用6.6 × 10は9 × 5.4の名刺に対応
カレンダー 統一規格なし 各社が独自に決める
賞状 統一規格なし、A4や8開が多い 紙の規格を借りている

この制度の共通点は、サイズをメーカーや機械が決めていて、使う側は変えられないことです。だから問うべきは「どう換算するか」ではなく「どんな機種や規格があるか」です。チェキのサイズは「チェキのサイズは?」、フォトブースの写真は「フォトブースの写真サイズ」で詳しく紹介しています。フォトフレームは別の落とし穴で、表示サイズは入れられる写真の大きさ、つまり内寸のことで、外枠はそれより一回り大きくなります。ラミネートフィルムは逆で、四辺を圧着する余白が必要なので、必ず紙より一回り大きく、A4用でもちょうど21 × 29.7 cmにはなりません。

表の最後の3つについて補足すると、カレンダーや賞状は「標準サイズは?」とよく聞かれますが、実は標準はありません。国の規格も国際規格もなく、印刷会社や文具メーカーがそれぞれひな形を決めていて、賞状はA4や8開(台湾の紙の呼び方)を借りることが多いです。ネットで見つかる数字はどれも、ある1社のやり方にすぎません。

制度8:換算のレイヤー(画素と台湾の「開」)

換算の軸 ポイント ひとことで言うと
cm/インチ → 画素 印刷の標準は300 dpi 4×6をきれいに印刷するには1,200 × 1,800 px
台湾の「開」 四六判(台湾では四六版)の全紙は78.7 × 109.2 cm 全開、対開、4開、8開の数え方

換算は特定のサイズではなく、サイズ同士を変換するルールなので、どの制度にも共通して使います。画素は実物のサイズとデジタルファイルの対応で、デザインデータをどれくらいの大きさで作ればきれいに印刷できるかを決めます。「開」は台湾の印刷業界独自の第3の紙の数え方で、A判ともB判ともそろわないので、台湾の印刷会社とやり取りするときは別に確認が必要です。

制度9:ISO RA判・SRA判(仕上がりより一回り大きい印刷用紙)

規格 cm ひとことで言うと
RA0 86 × 122 A0用の印刷原紙
RA1 61 × 86 A1用の印刷原紙
RA2 43 × 61 A2用の印刷原紙
RA3 30.5 × 43 A3用の印刷原紙
RA4 21.5 × 30.5 A4用の印刷原紙
SRA0 90 × 128 くわえや裁ち落とし用の余白が多い
SRA1 64 × 90 —
SRA2 45 × 64 —
SRA3 32 × 45 デジタル印刷機の主力用紙
SRA4 22.5 × 32 —

印刷会社は、A4を印刷するのにちょうどA4の紙は使いません。フチなしにするには仕上がりの外まで印刷してから裁断する必要があり、印刷機が紙をくわえる部分には印刷できないので、仕上がりより一回り大きい原紙が要ります。それがRA判とSRA判の役割で、RAはRaw format A、SRAはSupplementary Raw format Aの略で、SRAのほうが余白が多くなっています。いちばんよく見るのはSRA3(32 × 45 cm)で、A3(29.7 × 42 cm)より一回り大きく、デジタル印刷機の主力用紙です。見積書にA3ではなくSRA3と書いてあるのは、このことを指しています。

3種類の「吋(インチ)」は互いに換算できない

言い方 出てくる場面 実際の意味 例
写真の「吋」(台湾) 6吋の写真、7吋の写真 長辺のインチ数 7吋の写真は長辺7インチ=17.78 cm
証明写真の「吋」(台湾) 1吋、2吋の証明写真 昔からの名前で、インチではない 1吋=2.8 × 3.5 cm
丸いものや画面のインチ 台湾の7吋ケーキ、7インチのタブレット 直径や対角線のインチ数 台湾の7吋ケーキは直径7インチ(約18 cm、日本の6号)

同じ「7吋」でも、台湾のケーキなら直径、写真なら長辺、証明写真ならそもそもインチではありません。「何インチ?」と聞かれたら、まずそれが何なのかを確認してから、対応する制度で調べましょう。

2つを並べるとどちらが大きい?

よくある質問 大きいほう 関係
A4とA5 A4 A5はA4の半分
A5とA6 A5 A6はA5の半分
A4とA6 A4 A6はA4の4分の1
A4とB5 A4 JISのB5はA5とA4の間
A5とB6 A5 A5はJISのB6より約3割大きい
A6とB6 B6 JISのB6はA6より一回り大きい
A6と4×6写真 ほぼ同じ A6のほうがわずかに幅が広く短い。比率が違う
台湾の1吋と2吋の証明写真 2吋 互換性はなく、台湾の運転免許は1吋のみ

同じ系列の中なら比べるのは簡単で、番号が大きいほど小さく、1つ違うごとに半分に折った大きさです。系列をまたぐときはセンチメートルに直してから比べます。A判とB判の番号はそれぞれ独立しているからで、「A4とB5はどちらが大きい?」がよく聞かれるのはこのためです。写真と紙はさらに注意が必要で、A6と4×6は数ミリしか違わないのに別の制度に属し、比率も違うので、A6のフレームに4×6の写真を入れると細いすき間ができます。

よくある質問

なぜサイズを制度ごとに分けるの?

規格の出どころがそれぞれ違うからです。A判・B判・C判はISOの国際規格、写真のインチはインチ系のプリントの慣習、台湾の証明写真の「吋」は昔の呼び名、はがきのサイズは郵便の規定、チェキやフォトブースの規格はメーカーが決めています。同じ制度の中ならそのまま比べられ、制度をまたぐときはセンチメートルに換算して比べます。

A4とB5はどちらが大きい?

A4(21 × 29.7 cm)のほうがJISのB5(18.2 × 25.7 cm)より大きいです。B5はA5とA4の間にあります。

1吋の証明写真は2.54 cm?

いいえ。台湾の証明写真の「吋」はインチとは関係のない呼び名で、1吋は2.8 × 3.5 cmです。

A4の書類にはどの封筒?

折る回数で決まります。折らないならC4(22.9 × 32.4 cm)、1回折るならC5(16.2 × 22.9)、2回ならC6(11.4 × 16.2)、三つ折りならDL(11 × 22)。日本では三つ折りに長形3号、折らない場合は角形2号がよく使われます。

「5吋」の写真は何センチ?

ルール上は3R(8.89 × 12.7 cm、日本のL判と同じ)です。ただ台湾ではほとんど使われていない規格なので、注文するときはセンチメートルで伝えるのが確実です。

SRA3とA3の違いは?

SRA3は32 × 45 cm、A3は29.7 × 42 cmで、SRA3のほうが一回り大きい印刷用の原紙です。余白は裁ち落としや印刷機のくわえに使い、印刷後に裁断されます。

賞状やカレンダーに標準サイズはある?

ありません。国の規格も国際規格もなく、各社のひな形しだいです。賞状はA4などの紙の規格を借りることが多いです。

出典: 中国語版の初公開日は2026年8月18日、最終更新日は2026年10月13日です。証明写真・郵便・封筒・紙の「開」の各節は、原文のとおり台湾の規定と台湾の印刷業界の慣行を説明しています。

この日本語版は、繁体字中国語の原作記事をもとにしています。joelin.cc. 海外の読者にもわかりやすいよう、表現や説明を調整しています。 内容の基準となるのは繁体字中国語の原文です。完全な内容は中国語の原文をご覧ください。