4×6写真は何センチ?10.16 × 15.24 cmの写真サイズ完全ガイド(A6・5×7との比較付き)

更新 2026-10-12 ・ 公開 2026-10-12 | Joe Lin

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中国語版の初公開日は2026年5月7日、最終更新日は2026年9月30日です。以下の寸法、料金、サービス情報は原文の時点に基づいています。

4×6(4*6/「4×6寸」)は国際的に使われる写真の標準規格で、サイズは10.16 × 15.24 cm。4 × 6インチに相当し、これが名前の由来です。台湾の写真プリント店では「6吋照片」や「六寸照」と呼びますが、いずれも同じサイズを指します。A6用紙(10.5 × 14.8 cm)に近いものの同一ではなく、A6より幅が約4mm狭く、長さが約4mm長いサイズです。

私、老喬がこの記事をまとめたのは、長年印刷に携わるなかで、「4×6とA6は結局どこが違うのか」「手元の4×6写真をはがきとして送れるのか」「ibonで4×6をプリントするには、どの規格を選べばいいのか」という質問を繰り返し受けてきたからです。ネット上の回答は数字だけを示すものが多く、規格の混同や実際の使い方までは十分に説明していません。この記事でまとめて解説します。

4×6のサイズ換算表

写真プリント、印刷、デザインの際にすぐ確認できるよう、4×6を各単位で表しました。

単位 4×6のサイズ
センチメートル(cm) 10.16 × 15.24
ミリメートル(mm) 102 × 152(正確には101.6 × 152.4)
インチ(inch) 4 × 6
中国語での通称 「6寸照片」(台湾の写真業界で使われている呼び方)
300 dpiでの画素数(写真プリント用) 1,200 × 1,800
150 dpiでの画素数(一般的な出力用) 600 × 900
72 dpiでの画素数(画面表示用) 288 × 432

縦横比は2:3。写真業界で最も広く使われている比率です。

「4×6」と呼ぶ理由:

名前は、そのまま4 inch × 6 inchという寸法に由来します。台湾の写真プリント業界では、長辺にちなんで「6寸照片」と呼ぶのが一般的です。ただし、実際の長さの単位としての1寸は3.03 cmなので、6寸を換算すると18.18 cmになるはずです。つまり「6寸照片」は慣用的な呼び方であり、厳密な中国式の単位換算ではありません。「6寸照片」と聞いたら、4×6規格の写真と理解すれば大丈夫です。

4×6・A6・5×7の規格比較:混同しやすいサイズ

4×6とA6を同じものだと思っている人は少なくありませんが、両者はまったく異なる規格体系に属します。

規格 センチメートル 規格体系 主な用途
4×6 10.16 × 15.24 米国・インチ系の写真規格 写真プリント
A6 10.5 × 14.8 ISO 216国際用紙規格 用紙、はがき、カード
5×7 12.7 × 17.78 米国・インチ系の写真規格 大きめの写真、フォトフレーム
6×8 15.24 × 20.32 米国・インチ系の写真規格 ウェディング写真、引き伸ばし写真

4×6とA6は何mm違う?

  • 4×6は幅10.16 cm、高さ15.24 cm(縦横比2:3)
  • A6は幅10.5 cm、高さ14.8 cm(縦横比1:√2 ≈ 1:1.414)
  • 4×6はA6より幅が約4mm狭く、長さが約4mm長い

実際に比べたときの最大の違いは、縦横比です。4×6は2:3の細長い形、A6は1:√2でやや正方形に近い形です。A6用紙と4×6写真を並べると、A6は「ふっくら」、4×6は「ほっそり縦長」に見えることがはっきりわかります。

→ A6用紙そのものの規格を詳しく知りたい方は、A6用紙完全ガイドをご覧ください。

6×4と4×6は同じ?

同じです。違うのは向きだけです。6×4は横向き(landscape)、4×6は縦向き(portrait)を表します。実際の寸法はまったく同じ10.16 × 15.24 cmで、置く向きが違うだけです。4×6対応のプリンターは、どれも両方の向きに対応しています。

主な写真サイズ一覧:3×5から8×10まで

「写真サイズ」を調べる人が必要としているのは、4×6だけとは限りません。台湾の写真プリントでよく使われる規格を、台湾式の「寸」という呼び方も含めて一覧にしました。ここでの「寸」は、長辺のインチ数を指します。

規格 台湾での通称 センチメートル(cm) 300 DPIで入稿する画素数 詳しいガイド
3×5 「三乘五」/3R 8.9 × 12.7 1,050 × 1,500 3×5サイズガイド(実際は3.5×5で、日本のL判に相当)
4×6 「6吋」/「六寸照」 10.16 × 15.24 1,200 × 1,800 ✅ このページ
5×7 「7吋」/「七寸照」 12.7 × 17.78 1,500 × 2,100 5×7サイズガイド
6×8 「8吋」/「八寸照」 15.24 × 20.32 1,800 × 2,400 6×8サイズガイド(面積はちょうど4×6の2枚分)
8×10 「10吋」/「十寸照」 20.32 × 25.4 2,400 × 3,000 8×10サイズガイド

選び方の目安は3つです。普段の写真プリントなら4×6(台湾のコンビニや写真プリント店の主力サイズ)、額に入れて贈るなら5×7または6×8(フレームの選び方はフォトフレームのサイズの選び方を参照)。証明写真はこの表には含まれません。証明写真は1インチ・2インチの別体系なので、証明写真サイズ一覧をご覧ください。

用紙規格のA5・A6と写真規格の関係では、A5はほぼ6×8に相当します(A5サイズガイド)。A6は4×6より幅が広く、長さが少し短いサイズです。より正方形に近い比率になる理由は、下の「なぜ4×6なのか」の節で説明します。

スマホの写真を4×6にプリントすると、どこが切り取られる?

写真プリントで最も驚きやすいのが、この問題です。スマホ写真の縦横比は4:3ですが、4×6の写真用紙は3:2。両者は異なるため、次のどちらかを選ぶ必要があります。

  • フチなし・トリミングあり:写真を用紙全体に収まるまで拡大するため、画像の約11%が切り取られます。これは4:3から3:2に変換したときの数学的な結果です。切り取られるのは長辺方向の両端で、縦写真なら上下、横写真なら左右です。人物が端に寄っている写真や、頭の上がフレームぎりぎりの写真は特に注意が必要です。
  • 余白あり・全体を保持:画像全体をプリントする代わりに、写真用紙の両側に白い余白が残ります。画像は欠けませんが、白いフレームを付けたような見た目になります。

私からの実用的なアドバイスは、次の3つです。

  1. 撮影時に人物を端から少し離す。構図を決める段階でトリミング用の余裕を残しておけば、あとでどのようにプリントしても安心です。
  2. 大切な写真は、入稿前に自分でトリミングする。スマホ標準の編集機能で3:2、または2:3を選び、手動で一度切り抜いておきます。機械任せにせず、自分で残す範囲を決められます。
  3. プリント機の表記はサービスごとに異なります。「滿版/無邊/裁切」はフチなし・トリミング、「留白/完整/邊框」は余白あり・全体保持に相当します。注文前にプレビューを確認するのが最も確実です。

もう1つ注意したいのが、LINEで送られた写真は圧縮されることです。プリントには必ず元のファイルを使ってください。サイズ別・DPI別の必要画素数一覧は、300 DPIは何ピクセル?完全換算表にまとめています。

なぜ4×6なのか?写真サイズの由来

センチメートルでの寸法がわかると、次に「そもそも、この数字は誰が決めたのか?」という疑問が浮かびます。答えは意外に面白く、写真サイズは適当に決められたのではありません。フィルムと機械によって決まったのです。

4×6の2つのルーツ:35mmフィルムとはがき

1つ目の由来はフィルムです。35mmフィルムの画面サイズは24 × 36mmで、縦横比はちょうど3:2。この規格は1920年代から現在まで使われ続け、一般向け写真の歴史全体を支えてきました。3:2の画像を短辺4インチまで拡大すると、長辺はちょうど6インチになります。4×6はこうして生まれました。任意に設計された寸法ではなく、フィルムの比率から導かれたサイズです。

2つ目の由来は、はがきです。4×6インチは伝統的なはがきのサイズにも非常に近く、プリントした写真を既存のアルバム、フォトフレーム、はがき用のラックにそのまま入れられました。専用規格を新たに作る必要がなかったのです。この2つの条件が重なり、4×6は世界の写真プリントの標準サイズになりました。

この歴史的なつながりから、今でも「はがきサイズ」と「4×6写真サイズ」はよく混同されます。はがきの視点から規格を詳しく知りたい方は、はがきサイズ完全ガイドをご覧ください。

写真はインチ、用紙はセンチメートルなのはなぜ?規格体系が違うから

サイズを換算してもぴったり合わない根本的な理由は、ここにあります。

項目 写真の規格体系 用紙の規格体系
代表例 4×6、5×7、6×8、8×10 A4、A5、A6、B6
由来 英米の写真産業(コダックの時代) ドイツのDINから国際規格ISO 216へ
単位 インチ ミリメートル
縦横比 サイズごとに異なり、4×6は3:2 √2 ≈ 1:1.414(すべてのサイズで同じ)
設計の考え方 フィルムの画面サイズに合わせる 半分に折っても縦横比が変わらず、A0の面積は1平方メートル

そのため、A6(10.5 × 14.8 cm)と4×6(10.16 × 15.24 cm)には、どうしても少しの差が残ります。そもそもの比率が異なるからです(1.409と1.500)。どちらかの寸法が不正確なのではなく、2つの体系のルーツが違うのです。Aシリーズ全体の仕組みはA6サイズ完全ガイドで解説しています。Bシリーズには、さらにISOとJISという2つの規格を区別する必要があるので、B6サイズガイドをご覧ください。

R規格はサイズごとに縦横比が異なり、Aシリーズは常に同じ

上の表で最も誤解されやすいのは「縦横比」の欄です。写真側は「写真は3:2」とまとめられがちですが、実際に3:2なのは4×6だけで、ほかのサイズはそれぞれ異なります。

規格 インチ 長辺÷短辺 ぴったり一致する画像比率
3×5(3R/L判) 3.5 × 5 1.43 なし
4×6(4R) 4 × 6 1.50 35mmフィルム、一眼レフの3:2
5×7(5R) 5 × 7 1.40 なし
6×8(6R) 6 × 8 1.33 スマホや一般向けデジタルカメラの4:3
8×10(8R) 8 × 10 1.25 Instagramの縦長画像の4:5
Aシリーズ全サイズ — 1.414 なし(カメラではなく数学に由来する比率)

こうなるのは、2つの体系でサイズを作るルールが違うためです。Aシリーズは先に√2という比率を固定し、そこから半分ずつに折って各サイズを作るので、9つのサイズが同じ形を共有します。一方のR規格は、短辺をRの番号に合わせ、長辺には各サイズの伝統的な長さを引き継いでいます。全体の比率を統一したわけではないため、Rの番号が大きくなるほど形は正方形に近づきます。

この違いは、プリントに直接影響します。切り取られる量は、元画像と写真用紙の比率がどれだけ違うかで決まるからです。

  • スマホで撮った4:3写真は、6×8ならトリミング不要。5×7では約5%、4×6では約11%が切り取られます。
  • 一眼レフやカメラモードで撮った3:2写真は、4×6ならトリミング不要。5×7では約7%、8×10では約17%が切り取られます。
  • 構図を変えずに大きくプリントしたいなら、まず元画像が4:3か3:2かを確認し、最も近い比率のサイズを選びましょう。単に「一回り大きいもの」を選ぶより役立ちます。

6×8が「ちょうど4×6の2枚分」なのはなぜ?同じロール紙を使うから

これは偶然ではなく、機械によって決まっています。

写真プリント店やイベント会場で使う業務用フォトプリンター、特に昇華型の機種では、幅6インチの写真用ロール紙を使います。紙幅は6インチで固定されているため、機械が変えられるのは「どの長さで切るか」だけです。

  • 4インチで切る → 4×6
  • 8インチで切る → 6×8
  • 9インチで切る → 6×9

同じロール紙、同じ機械で、切る長さだけが違います。だから6×8の面積は、ちょうど4×6の2枚分になるのです(6×8サイズガイド)。一方、5×7には別のロール紙が必要です。店によって5×7の仕上がりに少し時間がかかったり、料金が少し高くなったりする理由もここにあります。

よくある疑問も補足しておきます。台湾でいう「六寸照」「八寸照」の「寸」は、長辺のインチ数です。4×6は長辺が6インチなので「六寸照」、6×8は長辺が8インチなので「八寸照」と呼びます。面積でも、台湾の長さの単位「台寸」でもありません。アラビア数字で書けば「6吋」「8吋」です。「6吋幾公分」と「六寸是幾公分」は、同じ答えを求める検索語です。

インスタント写真やフォトブースのプリントサイズを変えられないのはなぜ?

インスタント写真の場合、サイズを決めているのは紙ではなく、フィルムの構造だからです。

インスタント写真の1枚には、印画紙だけでなく、現像液を封入した薬剤パックと複数の化学層も含まれています。寸法は薬剤パックとローラー機構によって固定されており、メーカーがサイズを変えるには製造ライン全体を作り直さなければなりません。そのため、インスタント写真の規格は数十年にわたってほとんど変わっていません。各形式の違いはインスタント写真サイズガイドをご覧ください。

プリクラや韓国式フォトブースは、別の仕組みです。内蔵プリンターが紙幅を決め、写真を何コマに分けるかはソフトウェアが決めます。そのため、プリント「1枚」のサイズは固定されていても、コマ数やレイアウトは変えられます(フォトブースの写真サイズ、人生4カットのサイズを参照)。

サイズの由来を一言でまとめると

サイズ 何によって決まるか
4×6 35mmフィルムの3:2という比率と、既存のはがき関連用品
5×7/8×10 短辺はRの番号に合わせ、長辺は伝統的な長さを引き継ぐため、比率はそれぞれ異なる
6×8、6×9 写真用ロール紙の幅6インチ。違うのは切る長さだけ
A4/A5/A6 ISO 216の√2という数学的設計。写真撮影とは無関係
インスタント写真 フィルムの薬剤パック構造。簡単には変更できない

由来を知るメリットは実用的です。どのサイズ同士なら切り替えやすく、どれは難しいかがわかります。同じロール紙から作る4×6と6×8は換算が最も単純ですが、比率が違うのでトリミングは発生します。異なる体系の4×6とA6を行き来するなら、構図を調整し直す必要があります。インスタント写真やプリクラ・フォトブースについては、プリント規格そのものを変えることは考えないほうがよいでしょう。

台湾のコンビニで4×6写真をプリントする:ibon・7-ELEVEN・全家

台湾の4大コンビニが提供する4×6プリントサービスは、いずれも同じ規格を採用しています。

サービス 4×6の1枚当たりの料金 設備
7-ELEVEN(ibon) NT$5–10 フォトブースと共通の4×6規格
全家/ファミリーマート(FamiPort) NT$5–10 同上
萊爾富/Hi-Life(Life-ET) NT$5–10 同上
OK超商/OK mart NT$5–10 同上

プリント時に注意したい点:

  • 白いフチ:コンビニのプリンターは初期設定で白いフチが付きます。フチを付けたくない場合は、デザイン段階で画像を端まで広げ、塗り足しも含めて用意する必要があります。→ ibonのはがきプリントで白いフチをなくす方法
  • ファイル仕様:1,200 × 1,800ピクセル、300 dpiのJPGファイルを推奨します。
  • 縦向き・横向き:コンビニのプリンターは長辺に合わせてファイルを自動回転しますが、送信前に自分で向きを整えておくのがおすすめです。

→ コンビニではがきをプリントする詳しい手順は、ibonのはがきサイズ/7-ELEVENのはがきサイズ解説をご覧ください。

4×6はどこでプリントする?まずは「今回の総額」を計算

サイズを調べたあと、次に気になるのは、どこでプリントするか、どう計算すればお得かということです。香港では写真プリントを「晒相」と呼ぶのが一般的です。判断基準は1つ。1枚単価ではなく、送料込みの総額で比べましょう。数枚を急いで用意したいなら、台湾のコンビニのプリント機が便利です。1枚からプリントでき、送料はなく、その場で受け取れます。家族写真を数十枚まとめてプリントするなら、オンラインサービスの単価はかなり安くなります。ただし、最低注文枚数を満たし、仕上がりまで数営業日待つ必要があります。急がず、大量の写真をまとめて注文するなら、日本の工場から台湾へ発送するオンラインプリントも費用面で候補になります。ただし、到着まで2〜3週間かかるので、急ぎには向きません。

注文前に次の3点を確認すれば、プリントし直す出費を防げます。

  1. 注文を確定する前に、トリミングのプレビューを見る。スマホの4:3写真を4×6にプリントする場合は、フチなしと余白ありのどちらかを選ぶ必要があります。前の「スマホの写真を4×6にプリントすると、どこが切り取られる?」の節で説明したとおりです。オンラインプリントのアプリにはアップロード後のプレビューがあり、コンビニのプリント機でも画面に表示されます。
  2. 最低注文枚数を満たしてから注文する。オンラインプリントでは、サイズごとに最低注文枚数が設定されています。希望枚数が最低枚数に届かない場合は、コンビニのプリント機のほうがお得になることがあります。
  3. 写真現像プリントとインクジェット印刷を区別する。同じサービスが両方の方式を提供していることもあり、料金も異なります。注文前に、どちらを選んでいるか確認してください。

各オンラインプリント、コンビニのプリント機、日本からの越境サービスについて、対応サイズ、単価、最低注文枚数、送料、送料込みの試算は、別ページでまとめて管理しています。料金が変わった際も、そのページだけを更新します:台湾の写真プリントサービス一覧。

日本の写真プリントの標準は4×6ではない

日本のコンビニや写真店で写真をプリントすると、標準として出てくるのは4×6ではなく「L判」です。8.9 × 12.7 cmで、4×6より一回り小さいサイズです。

L判は日本の標準的な写真プリントサイズです。名前は、1960〜70年代に日本で35mmフィルムカメラが急速に普及した時期に由来し、当時一般的だった「サービス判」より一回り大きいことから名付けられました。日本のアルバム、フォトフレーム、写真プリント機は、ほぼこのサイズを基準にしています。

日本の写真サイズと台湾での呼び方の対応は、次のとおりです。

日本での呼び方 センチメートル 台湾での相当サイズ
L判 8.9 × 12.7 3×5(3R)。台湾ではあまり使われなくなったサイズ
KG判 10.2 × 15.2 4×6(「六寸照」)
2L判 12.7 × 17.8 5×7(「七寸照」)
六切 20.3 × 25.4 8×10(「十寸照」)

サイズ違いで困る場面は、双方向にあります。日本でプリントした写真を台湾へ持ち帰ると、4×6を基準にしたアルバムにはうまく収まりません。L判は長辺が約2.5 cm短いからです。逆に、日本で買ったフォトフレームやアルバムを台湾へ持ち帰ると、台湾でプリントした4×6写真は入らず、周囲を切り取る必要があります。

日本で台湾の一般的なサイズをプリントするなら、機械のメニューで「KG判」を探してください。これが4×6に相当します。L判が日本で60年間置き換えられずに残った理由や、今の台湾でこのサイズをプリントできる場所については、3×5写真は何センチ?で別途解説しています。

4×6は何に使う?よくある6つの用途

  1. 写真プリント:最も多い用途です。家庭用アルバム、結婚式の写真、旅行の記録などに4×6を使います。
  2. はがき:4×6の長辺は中華郵政のはがきサイズの上限を超えるため、台湾国内への郵送では封書料金になる可能性があります。はがきとして送りたい場合はA6でプリントしましょう。→ はがきサイズ完全ガイド
  3. 韓国式フォトブースの写真:韓国式フォトブースや人生4カットでは、通常4×6規格を使います。
  4. 卓上フォトフレーム:標準的なフォトフレームで最もよく見かけるサイズです。
  5. DM・販促物:飲食店の割引カードやイベントのチラシにも、4×6がよく使われます。
  6. オリジナルスマホケース:スマホケース工場では、4×6の印刷テンプレートがよく使われます。

卒業シーズンの補足:卒業ガウン着用の証明写真サイズ

毎年、卒業シーズンになると、このページでサイズを調べた読者から「卒業アルバムに提出する卒業ガウン姿の写真は、どの規格ですか?」と追加の質問をいただきます。簡単に答えると、卒業ガウン着用写真に独立した法定サイズはありません。紙の写真は2インチ(3.5 × 4.5 cm)が使われ、電子ファイルは各学校の案内に従います。よくある指定は300dpiのJPGです。注意したいのは用途で、台湾の身分証やパスポート用の写真では卒業ガウンを着用できませんが、卒業アルバムではむしろ着用を求められることが一般的です。詳しいルールは卒業ガウン着用の証明写真:規定と用途のまとめをご覧ください。台北でそのまま撮影したい方は、西門町の卒業ガウン着用証明写真ならセルフ撮影後、その場で電子ファイルを持ち帰れます。

英語でいう4×6

4×6は、米国をはじめ世界各地で広く使われる標準的な写真プリントサイズです。「4 inches × 6 inches」、つまり4インチ × 6インチで、10.16 × 15.24 cm、約102 × 152mmに相当します。縦横比は2:3で、写真プリントで最も一般的な比率です。

4×6は、ISO 216のA6用紙(10.5 × 14.8 cm)とは異なります。A6の縦横比は1:√2です。面積は似て見えますが、正確な寸法が必要な印刷では相互に置き換えられません。

写真サイズ インチ センチメートル 主な用途
4×6 4 × 6 10.16 × 15.24 標準的な写真プリント
5×7 5 × 7 12.7 × 17.78 引き伸ばし
8×10 8 × 10 20.32 × 25.4 額に入れるポートレート
Wallet 2.5 × 3.5 6.35 × 8.89 財布に入れる小型写真

4×6についてのよくある質問

4×6は台湾で何「寸」と呼ばれますか?

台湾の写真プリント業界では、長辺にちなんで「6寸照片」と呼ばれます。ただし、実際の単位は4 inch × 6 inch=10.16 × 15.24 cmです。厳密な中国式の長さの単位でいう6寸とは異なり、そちらの6寸は18.18 cmになります。「6寸照片」と聞いたら、4×6規格の写真と理解してください。

4×6とA6は同じですか?

異なります。4×6は写真の規格(10.16 × 15.24 cm)、A6は用紙の規格(10.5 × 14.8 cm)です。寸法は近いものの同じではなく、縦横比も4×6は2:3、A6は1:√2と異なります。詳しい違いはA6用紙完全ガイドをご覧ください。

4×6写真をはがきとして郵送できますか?

台湾国内への郵送には注意が必要です。中華郵政の営業規則では、はがきの最大サイズは14.8 × 10.5 cm、許容差は2mmです。4×6の長辺15.24 cmはこれを超えるため、自作の4×6写真を台湾国内に送ると、封書扱いの郵便料金になる可能性があります。中華郵政のはがき規格説明で2026年9月に確認した情報です。はがき料金で送りたい場合は、A6(10.5 × 14.8 cm)でプリントするのが確実です。海外宛てには別の規定があるため、郵便局の窓口で確認してください。詳しくははがきサイズと郵送規定のまとめをご覧ください。

4×6のプリントには何ピクセル必要ですか?

1,200 × 1,800ピクセル以上を推奨します(300 dpi基準)。これより低い解像度では、プリント時に粒状感が見えることがあります。スマホのカメラで撮った写真は通常12MP以上で、この必要画素数を大きく上回ります。

1インチの証明写真からA4まで、各サイズの必要画素数一覧はこちら:4×6写真をぼやけずにプリントするには何ピクセル必要?

4×6と4Rは同じですか?

同じです。4Rはアジアの写真プリント業界、特に日本や香港で使われる別の呼び方で、米国規格の4×6(10.16 × 15.24 cm)に相当します。香港でいう「4R相」は、4×6写真のことです。

4×6の写真プリントは1枚いくら?どこがお得ですか?

一度に何枚プリントするかで変わります。比較するのは1枚単価ではなく、送料込みの総額です。急ぎで少量なら台湾のコンビニのプリント機を選ぶと、1枚からプリントでき、送料もなく、その場で受け取れます。家族写真を数十枚まとめてプリントするなら、オンラインサービスは単価がかなり安くなりますが、最低注文枚数を満たしたうえで送料がかかります。各サービスの単価、最低注文枚数、送料、送料込みの試算は、台湾の写真プリントサービス一覧をご覧ください。

サイズ・規格百科:シリーズ全体の案内

私がよく使う規格を、1つずつ独立したガイドにまとめました。「何をしたいか」に応じて、3つのグループに分けています。

① 写真プリント・額装(インチ制。台湾の「寸」は長辺のインチ数)

規格 センチメートル 用途 ガイド
4×6(「六寸」) 10.16 × 15.24 普段の写真プリントの主力、台湾のコンビニプリント ✅ このページ
5×7(「七寸」) 12.7 × 17.78 額装、記念写真 5×7サイズガイド
6×8(「八寸」) 15.24 × 20.32 大きな写真の額装(4×6の2枚分) 6×8サイズガイド
フォトフレームの内寸 規格による フレーム購入前に確認 フォトフレームのサイズの選び方
インスタント写真 mini/wide/square Instax、Polaroid インスタント写真のサイズ
写真プリントサービス 5サービスの送料込み比較 注文先、最低注文枚数、送料込みの料金 台湾の写真プリントサービス一覧

② 用紙・印刷(ISOのメートル法規格)

規格 センチメートル 用途 ガイド
A6 10.5 × 14.8 台湾のはがきサイズの上限、小型カード A6用紙完全ガイド
A5 14.8 × 21.0 小冊子、ノート A5サイズガイド
A4 21.0 × 29.7 コピー用紙、書類 A4サイズガイド
A3 29.7 × 42 ポスター、図表(A4の2枚分) A3サイズガイド
B6 12.5 × 17.6 手帳(ISOとJISの2規格に注意) B6サイズガイド
B5 JIS 18.2 × 25.7 ノートの主流サイズ B5サイズガイド
はがき 最大14.8 × 10.5 台湾の郵便局から郵送 主なはがきサイズのまとめ
「開数」 全開/4開/8開 台湾の伝統的な印刷工場の規格(Aシリーズとは一致しない) 台湾の用紙分割規格「開数」換算表
A2 42 × 59.4 ポスター、図表 A2サイズガイド
A1 59.4 × 84.1 大型ポスター A1サイズガイド
A0 84.1 × 118.9 大判出力(Aシリーズの基準サイズ) A0サイズガイド
B4 JIS 25.7 × 36.4 試験用紙のサイズ(B5の2枚分) B4サイズガイド

③ 証明写真・カード・プリント規格

項目 規格 ガイド
1インチ/2インチの証明写真 2.8×3.5/3.5×4.5 cm 証明写真サイズ一覧
卒業ガウン着用の証明写真 使用場面と規定 卒業ガウン着用の証明写真完全ガイド
名刺 9 × 5.4 cm 名刺は何センチ?
ピクセル/DPI換算 300 DPI基準 4×6をぼやけずにプリントするには何ピクセル必要?
台湾のコンビニプリント ibon/7-ELEVENの操作 ibonのはがきサイズ/7-ELEVENでのプリント
人生4カット/韓国式フォトブースなど 2×6と4×6 人生4カットのサイズ

はがきや封筒の書き方については、サイズとは別の話です。はがきの書き方完全ガイド、封筒の書き方完全ガイドをご覧ください。

記事の要点

4×6写真の仕様をまとめたガイドです。4×6は10.16 × 15.24 cmで、台湾でいう「6吋照片」「六寸照」も同じ規格を指します。300 DPIでは1,200×1,800ピクセルが必要です。A6用紙(10.5×14.8 cm)と比べると、4×6は幅が約4mm狭く、長さが約4mm長く、縦横比も異なります(2:3と1:√2)。3×5から8×10までの主なサイズを紹介し、スマホの4:3写真を4×6にプリントすると約11%が切り取られることも説明します。4×6の長辺は中華郵政のはがきサイズの上限を超えるため、台湾国内では封書扱いの郵便料金になる可能性があります。

  • 4×6は10.16×15.24 cm。台湾での通称「6吋照片」「六寸照」も同じ規格を指します。
  • 300 DPIの写真プリントには1,200×1,800ピクセル、150 DPIには600×900ピクセルが必要です。
  • A6用紙は10.5×14.8 cm。縦横比も異なり、4×6は2:3、A6は1:√2です。
  • 主な写真サイズは3×5、4×6、5×7(12.7×17.78cm)、8×10です。
  • スマホの4:3写真を4×6にプリントすると端の約11%が切り取られます。6×8ならトリミングは不要です。
  • R規格はサイズごとに長辺と短辺の比が異なり、3Rは1.43、4Rは1.50、5Rは1.40、6Rは1.33、8Rは1.25。Aシリーズは常に1.414です。
  • 日本の標準的な写真プリントはL判の8.9 × 12.7 cmで、4×6より一回り小さいサイズです。日本で4×6をプリントするにはKG判を選びます。
  • 4×6のプリント料金は1枚単価ではなく送料込みの総額で比較します。オンラインプリントは単価が安い一方、最低注文枚数と送料があります。台湾のコンビニにある立可得の写真プリント機は1枚からその場でプリント・受け取りができ、各サービスの料金比較は写真プリントサービス一覧にまとめています。

よくある質問

4×6は台湾で何「寸」と呼ばれますか?

台湾の写真プリント業界では、長辺にちなんで「6寸照片」と呼ばれます。ただし実際の単位は4 inch × 6 inch=10.16 × 15.24 cmで、厳密な中国式の長さの単位でいう6寸(18.18 cm)とは異なります。「6寸照片」と聞いたら、4×6規格の写真と理解してください。

台湾でいう「6吋照片」は何センチですか?

「6吋照片」は4×6写真のことで、サイズは10.16 × 15.24 cmです。ここでの「6吋」は長辺が6インチという意味で、面積でも台湾の長さの単位「台寸」でもありません。1辺が6インチの正方形ではなく、4インチ × 6インチの長方形です。「6寸」「六寸照」「4R」も同じ規格を指します。

4×6写真をはがきとして郵送できますか?

台湾国内への郵送には注意が必要です。中華郵政の営業規則では、はがきの最大サイズは14.8 × 10.5 cm、許容差は2mmです。4×6の長辺15.24 cmはこれを超えるため、自作の4×6写真を台湾国内に送ると封書扱いの郵便料金になる可能性があります。はがき料金で送りたい場合は、A6(10.5 × 14.8 cm)でプリントするのが確実です。海外宛てには別の規定があるため、郵便局の窓口で確認してください。

4×6のプリントには何ピクセル必要ですか?

1,200 × 1,800ピクセル以上を推奨します(300 dpi基準)。これより低い解像度では、プリント時に粒状感が見えることがあります。スマホのカメラで撮った写真は通常、この必要画素数を大きく上回ります。

4×6の写真プリントは1枚いくら?どこがお得ですか?

一度に何枚プリントするかで変わります。比較するのは1枚単価ではなく送料込みの総額です。急ぎで少量なら台湾のコンビニのプリント機が便利で、1枚からプリントでき、その場で受け取れます。家族写真を数十枚まとめてプリントするならオンラインサービスの単価はかなり安くなりますが、最低注文枚数を満たしたうえで送料がかかります。各サービスの単価、最低注文枚数、送料、送料込みの試算は「台湾の写真プリントサービス一覧」にまとめています。

この日本語版は、繁体字中国語の原作記事をもとにしています。joelin.cc. 海外の読者にもわかりやすいよう、表現や説明を調整しています。 内容の基準となるのは繁体字中国語の原文です。完全な内容は中国語の原文をご覧ください。